・分布 本州・四国・九州。
・山地から丘陵部、人家の周辺緑地、公園、神社の森など少数だが成虫の姿を見ることができる。
・体長は5mm程で、日本のホタルの中では一番小さい部類に入る。黒色の上羽の肩の所に栗色した斑点があることから、この名前がついたと言われている。目で見ただけでは雌雄の区別がつきにくい。発光しないと言われていたが、2007年夏に北九州市在住の萱野浩良氏によって、微かに発光することが初めて観察記録された。腹板の尾端に小さな発光器が見られる。
・幼虫は6〜7mmの大きさで、浅い地中に潜んでいるようで、日中見つけるのは難しい。そのために生態がよく分かっていない。食餌は陸生の小型の貝類を食べることは観察されているが、その他にも多様な土壌動物を捕食しているものと思われる。
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